#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

生命保険の種類を知っておこう。

どうもガブリです。

 

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国民の多くが当たり前のように加入している「保険」。

 

しかしその割に複雑でわかりづらいというのも不思議な特徴です。

 

そこで今日は、これから生命保険に加入することを検討している方のためにざっくり大きく分けて「掛け捨て型」と「貯蓄型」っていうのがあるよっていう話をしていこうと思います。

 

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まず生命保険というのは、たくさんの加入者が保険料として毎月や毎年、一定の金額を保険会社に支払うことで、仮に死亡してしまったり怪我をしてしまったりした場合におおよそ必要とされる金額を受け取れるという仕組みを持つものです。

 

このくらい簡単に説明すると、「じゃあ貯金とあまり変わらなくない?」と感じた方もいるかもしれませんが、例えば貯金の場合は「500万円欲しい」と思った場合、毎月5万円の貯金をすると約8年ちょっとで500万円を手に入れることができますが、保険の場合は「保険金が500万円」というものを契約すれば、仮に100万円しか支払っていない状況でも保険金が発生する事項に触れれば500万円を受け取ることが可能だという点において貯金とは違った性質を持っています。

 

つまり、貯金がたくさんあれば万が一の際にもそれで事足りますが、貯金などの資産があまりないよという場合には保険に加入しておくことで偶発的な事故などの発生に備えることができるのです。

 

そしてそんな生命保険の仕組みですが、冒頭にも書いた通り「掛け捨て型」と「貯蓄型」というものに大きく分かれ、加入時にどちらにするか決める必要があるため、事前に知っておく必要があります。

 

・掛け捨て型

掛け捨て型の生命保険は、契約期間中に定められた保険料を支払い、契約期間内に保険金支払い条件を満たす偶発事故が発生した場合に“限って”保険金が支払われるという保険です。

つまり偶発事故などが起こらなければ支払った保険料は戻ってくることはないということです。

 

・貯蓄型

貯蓄型の生命保険は、契約期間内に支払い条件を満たす偶発事故が発生した場合や契約期間を満了した場合に支払った保険料に対して見合った額の満期保険金というものを受け取ることができます。

つまり偶発的な事故が起こらなかった場合でも将来保険金として受け取れるので、貯金に似た性質であることから「貯蓄型」といわれています。

 

このように、一見すると貯蓄型の方が良い風に見えますが、掛け捨ての場合は「みんなで集めたお金で偶発事故に遭った人のために使おう」というものに比べて、貯蓄型は「自分の備えるお金は自分自身で備える」という性質を持つので、貯蓄型の方が掛け捨てに比べて月々や毎年の保険料は高く設定されています。

 

さらに貯蓄型の場合、決められた期間よりも早くにその貯蓄を取り崩そうとすると違約金というかたちで実際に積み立てた金額よりも少ない金額が戻ってくることになったりするため、一概に貯蓄型が良いとはいえません。

 

あくまで自分の財布や考え方に合った保険を選ぶべきなので、まずは上記の違いがあることを理解した上で保険屋さんとお話ししたり、ネット保険を見てみるようにしましょう🙆🏼‍♂️