#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

イーサリアムが最高値更新中。

どうもガブリです。

 

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暗号資産の時価総額ランキング3に常に君臨する「イーサリアム」。

 

今年に入ってから急伸を続け、現在17万円を超える価格を推移しており、ここ3週間は連続で最高値を更新し続けている状況です。

 

高騰の理由は「DeFi(ディーファイ)」と呼ばれる、金融仲介を変革することを目的にブロックチェーン上に構築された金融アプリケーションで、「DeFi銘柄」と呼ばれるものが今年に入って軒並み上昇しています。

 

イーサリアムもその一種で、DeFiプラットフォームでその技術が使われており、DeFiで預け入れられている数量も多いことから、今後の需要増加に期待感が高まったゆえの価格上昇といわれています。

 

そこで今日は、イーサリアムとはどんな暗号資産なのかについて書いていこうと思います🖋

 

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まずイーサリアムとはプラットフォーム名称なので、暗号資産としての名称は「イーサ(ETH)」と言います。

 

日本では通貨もイーサリアムといわれることがあるので厳密に分けて考えすぎる必要もないですが、念のため覚えておきましょう。

 

そしてイーサリアムの最大の特徴といえば「スマートコントラクト」。

 

スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上にプログラムを書き込むことで、設定した要件を自動的に実行する機能です。

 

具体的にどのようなことができるかというと、1ヶ月後でも1年後でも時期を設定すれば、例えば「自分の口座(A口座)から1ETHを1年後にB口座へ送金する」としていた場合、自動的にプログラム通りの時期に指定の通貨が必要なだけ送金するということが可能なのです。

 

さらに、「1ETHを1年後に送金した際にA口座から0.1BTCをA口座へ送金する」という取り決めをしたい場合、スマートコントラクト上に成立条件としてその旨をプログラムしておけば、どちらかが送金しないなどの裏切りが起こらず、二つの条件が満たされた場合のみ取引が成立するといったことも可能になります。

 

しかもこのスマートコントラクトの特徴は上記のような送金システムだけでなく、商品の売買や不動産の取引などにも応用できるということで、これらの汎用性が将来的に役立つのではないかと期待されての人気ということも大きく貢献しています。

 

ちなみに暗号資産には「ICO(アイシーオー)」と呼ばれる、通貨が上場するために資金調達する、株式のIPOと似た仕組みがありますが、これらICOに参加するためにはイーサを通していないと参加できないということも多々あり、イーサそのものを保有しようと考えていない人でもイーサを利用する機会はたくさんあります。

 

2014年から開発が進められたイーサリアムですが、たった6〜7年でここまでの成長をとげ、こうしている今も次の成長に向けてどんどん変化していこうとしています。

 

これからも価格の上昇や下落だけに限らず、必ず注目され続ける通貨なので、皆さんもこれから注視していきましょう🙆🏼‍♂️