KDDIが新プランを発表。各社出揃った !
どうもガブリです。
ここ最近始まっている、「携帯電話料金値下げ」の動き。
もともとは2018年当時の菅官房長官が9月に内閣総理大臣に就任し、その政権の重要施策の1つとして掲げられました。
その後、去年初め頃から各社が少しづつ動きだし、従来よりも安価なプランを投入し始めたのです。
そして去年末頃インターネットの回線が5Gに移行しようとする動きに合わせて「NTTドコモ」の打ち出した一手が注目を浴び、5G向けの大容量プランを1,000円値下げするなどの動きがありました。
それに続くように「ソフトバンク」が新ブランドで同じ料金のプランを導入するとともに、大容量プランを値下げしたりと、各社価格競争が続いたのです。
そこで続いて大手3キャリアの1つである「KDDI」も当然に続く流れだったのですが、実質お得とは言えないような子供騙しのようなプランを発表したことによって炎上。
すぐに改変できないことから、「来年になりますが、より良いプランを発表するのでお待ちください」とアナウンスがあり、いよいよ今回KDDIが改めて新プランを発表しました。
そこで今日は、各社の携帯料金等を比較しつつ、KDDIはどのようなプランを発表したのかについてなど書いていこうと思います🖋
まずは各社、どのような料金プランで勝負しているのでしょうか。
・docomo(ドコモ)
ドコモは「ahamo(アハモ)」と呼ばれるプランを発表しています。
料金:2,980円
データ通信量:20GB /月
人口カバー率・通信安定性:99%以上
データ上限超過時の速度:1Mbps
通話:1回あたり5分以内の国内通話無料
海外利用:海外82国・地域にて追加料金なしで20GB
※1月14日、ahamo契約者もファミリー割引のカウント対象となることを発表。(割引の対象にはならず)
SoftBankはLINEと協業し(合併しているため)、「SoftBank on LINE」と呼ばれるプランを発表しています。
料金:2,980円
データ通信量:20GB/月(+LINEデータ通信無制限)
人口カバー率・通信安定性:99%以上
データ上限超過時の速度:1Mbps
通話:1回あたり5分以内の国内通話無料
海外利用:未発表
・au
そして今回auが発表したのが「Povo(ポヴォ)」と呼ばれるプランを発表しました。
料金:2,480円
データ通信量:20GB/月(+200円で24時間使い放題)
人口カバー率・通信安定性:99%以上
データ上限超過時の速度:1Mbps
通話:なし(+500円で5分以内の国内通話無料)
海外利用:未発表
・楽天
楽天が携帯業界に参入したことで各社が大きく変わっているところもあり、新しいキャリアとして注目を浴びています。
なので「Rakuten Mobile」も見てみましょう👀
料金:2,980円
データ通信量:無制限(楽天エリアのみ)
人口カバー率・通信安定性:74%
データ上限超過時の速度:1Mbps
通話:無制限(Rakuten link使用時)
海外利用:海外66国・地域にて追加料金なしで2GB
こんな感じでauが「500円安いよ!」って感じで打ち出してきましたが、そのほかは各キャリア大きな差はないように感じます。
しかしこのauの発表、すでに政府の武田総務相は「最安値を強調したが、同プランには通話料金が含まれておらず、国民に対してあたかも一番安いと思わせるやり方、非常に残念だ」と述べています。
まぁ携帯電話なので通話は基本ですから、結局通話も含めて考えれば各キャリアの料金は実質同じということですね。。。
auとしては「20代以下の利用者の6割が1ヶ月の通話時間が10分以内になっていることが背景にあり、こうした方々により安く使ってもらいたい」と言っているんですが、個人的には“半分賛同半分どうなの?“といったところはあって、確かに電話って特に好きじゃないし、個人的にもLINEがあればほとんどの用は済んでしまうし、自分からかける電話の総時間ってよくよく考えたら1ヶ月で10分ないかもしれないと思いました。笑
とはいえやはり電話でてっとり早く用件を伝えたいという需要は高いので、このプランが批判を浴びる点があるということにも理解はできます。
でも、auはデータ通信量に関しては+200円で24時間使い放題だし、通話はあまりしないけどデータ通信はめちゃくちゃするって人はauプラン+200円でお得感は強いと思いますねー。
その他まとめると、
ドコモを使用する方は、家族がドコモを利用していたり、海外利用が多い人にはお得感が強いです。
ソフトバンクを使用する方は、LINEで写真や動画などのデータ利用を頻繁に利用する方やLINEによるビデオ通話を頻繁に行う方にとってはお得感が強いです。
楽天を使用する方は、楽天エリア内であればデータ通信量無制限なのと、「Rakuten link」といったアプリを利用すれば通話料無料なので、これらのサービスを利用することが想定される方はお得感が強いです。
このように、各社それぞれ特徴はあるので、自身が使っているキャリアの内容を確認しつつ、使用用途を考えた場合に他のキャリアの方がお得かもと思う方は各キャリアのサイトを見てみてもいいと思います。
どのキャリアもプランの申し込みはネット上で可能になっているので、是非比べてみましょう🙆🏼♂️