今年株式投資を始めようとしている君へ。(後編)
どうもガブリです。
昨日は前編として株式投資を始める前に、株式投資とはどういうものなのか、何を前提としたら良いのかなどについて書いていきました。
そこで今日は、実際に始める際に必要な手続きなどについて書いていこうと思います🖋
株式投資を始める場合には基本的に証券取引所へ上場している株式への投資になると思います。
その場合、証券会社を通じて売買取引を行うことになるので、まずは証券口座の開設が必要になります。
現在人気の証券口座は
・楽天証券
などですが、これらネット証券などではインターネットで口座開設の手続きが可能なので、今のように緊急事態宣言下でもお家でゆっくり手続きが可能です。
それぞれの証券にアクセスし、ホームページ上の「口座を開設する」といったところクリックしたのち、名前や住所など必要な事項を入力し、その後指定される必要な手続きを終えて、最終的に証券会社から口座開設完了通知が届けば、そこで初めて口座を使用することができるようになります。
※約1〜2週間で口座開設可能。
口座が使用できるようになったら、ネット上で預金口座などから証券口座へ入金し、その入金した範囲で株式等の購入が可能になります。
株式を購入する前の購入指標として「PER」や「PBR」などと言われる専門的な指標があるので、これらについては別途調べて欲しいですが、本屋さんなどにも売られている「会社四季報」などから企業情報を調べて、今後の株価予測を立てていくなどの方法もあります。
株式の選定について全く想像が及ばないという方もいると思いますので、以下ではこれから注目されるであろう業種を書いていこうと思います。
例えば去年は世界のトヨタがイーロンマスク率いる新興企業のテスラに時価総額が越されるというニュースが大きく報じられ、ガソリンや軽油などによるエンジン構造よりも電気自動車による環境を考えた車に注目が集まっています。
実際にトヨタも水素を燃料とする燃料電池自動車の開発を進めており、これからは温室効果ガスの排出を減らしていくべき動きに大きく変わっていくでしょう。
これらを考えてトヨタ自動車の株式を購入するというのも良いですが、ちょっと観点を変えて、「水素ステーション関連」の株式を購入するという判断も同時に出てくると思います。
もしくは「再生可能エネルギー関連」の株式でも良いかもしれません。
後は、IT関連もまだまだ伸び代があります。
例えばIT関連の今後といえば、国内ではドローン事業の普及や通信会社などでは「6Gサービス」の提供にも既に動き出しています。
これらの事業もよく調べることで将来性が見えてくるかもしれません。
後はオリンピックなど大きなイベントごとでも何かしら関連株が上昇する傾向にありますが、国内では「大阪万博」が控えているということもあるので、「イベント企画」や「制作」、「設計・施工」などを行う企業の株式も良いかもしれません。
ただ、これらの株式を確認するときに大事なのは、「それらのプラス材料が現在の株価におりこまれているか?」という点です。
先ほどの自動車会社の例でいえば、自動車産業がこれからさらに盛んになれば業界は盛り上がり、成長につながる分株価にも影響をもたらすことは少なからずあります。
しかし、「自動車会社は成長性がある」と多くの方が認知しているがゆえに、多くの方がそれを見越して株式をたくさん所有し始めると、もうその時点で株価が上昇してしまうのです。
つまり、実際にまだ産業が盛り上がっていなくとも、投資家たちが盛り上がるであろうと考えて株式をたくさん購入すれば株価は上がってしまうということです。
ここが投資の難しいところであり、極論は「今後盛んになるが現時点ではその企業の価値が高まるのを自分しか知らない」という状況が一番好ましいのですが、例えば株式を発行する企業から“新しい画期的な事業が発足する“ことを聞いて株式を購入すると「インサイダー取引」といって違法になることがありますし、また、誰かからの「これは誰もまだ知らない情報なので儲かりますよ」みたいな話には詐欺も多いので注意が必要です。
このように、株式で簡単に儲けることは不可能であり、それなりにリテラシーは必要です。
しかし逆を言うと、簡単に儲けようとしてオイシイ話に乗ってしまった方などは損をするものの、ある程度しっかり勉強をすれば大負けすることを回避しつつ、しっかりと運用することも可能です。
今年から投資を始めようと思っているあなた、この緊急事態宣言であまり外に出ない間にしっかり勉強して将来につなげられるようにしましょう🙆🏼♂️