#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

今の社会人はどんな職に就きたいのか。

どうもガブリです。

 

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新型コロナウィルスの影響もあって、リモートワークなど働く環境は変わってきています。

 

航空会社のANAホールディングスでは2022年までにグループ全体の社員を3,500人程度削減すると発表しており、今まで花形とされてきたCAなどの職も単純には憧れることが難しくなっている状況にあります。

 

そこで、今回は今の社会人がどんな仕事に憧れているのかについて書いていこうと思います🖋

 

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与信管理サービスを提供する「リスクモンスター」さんが調査した結果によると、知人や友人の勤め先を「羨ましいと感じる」と回答した人が35.2%おり、さらに羨ましいと思う企業の1位と2位が「地方公務員」と「国家公務員」だったということです。

 

そして3位が民間企業である「トヨタ自動車」ということで誰もが知るような職種での結果となったということですが、、、

 

個人的な感想を言うと、

え?なにこれ20年前のアンケートなの?

って感じでした。

 

割合でいうと、1位の地方公務員が15.6%、2位の国家公務員が13.4%、3位のトヨタ自動車が9.9%ということで、その理由が「給料が高いから」「安定しているから」などが上位を占めているとのこと。

 

余計信じられない結果にビックリ!!

 

本当に今の社会人がこれらの企業などを「安定しているから」という理由で選んでいるなら相当に社会人としての自覚が足りなすぎると思います。

 

トヨタ自動車の豊田社長も去年の10月に「終身雇用は難しい」とはっきり明言しているし、NTTでは「ジョブ雇用」といって正社員の募集に消極的になっていることを発表しています。

 

これってつまり、「会社が安定している=自分の生活も安定する」に直結しないわけですよね。

 

これからの時代は今よりももっと「個の力」が社会に必要とされてくるし、今僕たちがやっている仕事は、いずれ誰かがタダで受注してくるとすら考えていていいと思います。

 

例えば、企業の広報を行なっている人が、どうやって自社のサービスを広めようかなどと考え、それをかたちにするために日々働き、給料をもらいますよね?

 

でもこういう仕事って、例えば有名なYouTuberなどのインフルエンサーがタダで受注しちゃう可能性ってめちゃくちゃあるんですよ。

 

どういうことかというと、個で稼げる力を持っているインフルエンサーは自分のコンテンツで満足な収入があるため、企業を宣伝するということそのもので企業から収入を得なくとも、例えば有名な企業のCMとかに出演すれば名が売れるということだけで十分だったりするのです。

 

すると名が売れた分、自分のコンテンツに流動する人が増える可能性があるわけですから、企業とインフルエンサーともにWinWinの関係になりますよね?

 

なので、インフルエンサー自ら「タダでいいのでCM出演の起用をしてもらえませんか?」直接企業に連絡してくる未来だって全然あり得ます。

 

これが上記で言ったように、個の力を持っている者の強さです。

 

すると広報担当にせっせと働かせて給料を払う必要がなくなるわけですし、企業はこういったところから人員の削減を始めたりするかもしれないのです。

 

ここではざっくりとした話でしたので細かい部分まで配慮できた話ではないかもしれませんが、実際に「どこかに依存していない者の強さ」はこれからの時代絶対に武器になってくるので、「安定しているから」などと一昔前の考え方に固執するのではなく、もっと柔軟に時代を捉えつつ、どういった活動をしていればどこかに依存せずに済むのかを今一度考えてみましょう🙆🏼‍♂️