#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

マイホームを将来どうするか。

どうもガブリです。

 

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ちょっと今日は色々とあって記事の投稿が午前12時をまたいでしまったので、日付が移行しちゃいましたがコツコツと書いていこうと思います。

 

今日は、マイホームを購入したのち、将来的に自宅に住み続けながら老後資金を確保する方法について書いていこうと思います🖋

 

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その名も「リバースモーゲージ」と「リースバック」。

 

もしかしたら聞いたことがないという方もいるかもしれませんが、まずそれぞれの違いについて見てみましょう。

 

リバースモーゲージ

リバースモーゲージとは、"自宅を担保にしてお金を借りる"ことのできる仕組みであり、借入の名義人が亡くなった場合や契約の満了時に自宅を売却して、その借りたお金を返済するというものです。

 

自宅を担保にするのは金融機関や社会福祉協議会なのですが、ここで気になるのは、自宅に住むのが老夫婦だったとして名義人が旦那さんの場合、旦那さんがなくなったら配偶者は家を失ってしまうのか?というところ。

 

しかし、これについては借入先のルールにもよりますが、現在では大抵配偶者が借入金を引き継ぐことで自宅に住み続けることが可能というものになっています。

 

・リースバック

リースバックとは、自宅を先に一旦リースバック運営会社に売却します。

そしてこの会社からリース(借りる)することで自宅に住み続けることができるという仕組みです。

 

上記のように、リバースモーゲージとリースバックの違いは、名義人が亡くなった後に売却するのか、名義人が亡くなる前に売却するのかというのが大きな違いです。

 

それでは、さらに具体的にお互いを比べた場合にはどのような違いがでるのかも見てみましょう。

 

リバースモーゲージのメリット

①生前に所有権の変更を行わなくて良い(亡くなるまでは自分のもの)。

②自宅に住み続けられることで、家賃を払わなくて良い。

③相談先の選択肢が多い。

 

などの点が考えられます。

 

それに対してデメリットは、

①長生きした場合、契約が満了してしまうと生きているうちに売却をしなければならないことがある。

②借入額が担保評価(自宅の価値)を上回ってしまうリスク。

③子供は同居できない。

 

などの点があります。

 

次に

・リースバックのメリット

①戸建て以外の不動産でも活用が可能。

②生前に売却するので、相続においてトラブルを生まなくて済むかもしれない。

③のちにお金に余裕ができれば買い戻すことも可能。

 

などの点があります。

 

それに対してデメリットは、

①売却後に住ませてもらうリース家賃が割高なことがある。

②売却価格が割安なことがある。

③買い戻しをしようと思った場合に、割高であることがある。

 

などの点があります。

 

このように、それぞれに条件があるので、その条件をクリアした上で老後資金に不安を感じた際には活用を検討すると良いと思います。

 

例えばリバースモーゲージでは子の同居を認めていないので、お子さんと同居する場合には「リースバック」という選択になるかもしれないですし、相談先の多さによって比較できる対象の多い「リバースモーゲージ」を選ぶということもあるかもしれません。

 

老後資金に不安のある現代だからこそ、マイホームを所有している人は将来的にこのような方法を検討してみるのも良いかもしれません🙆🏼‍♂️