不動産の売却方法やその流れ。
どうもガブリです。
2013年にオリンピックが決定してからというもの、地価が上がっていくことを目線に、不動産を購入する人が増えました。
オリンピックが終了するとともに物価が下落するなどと週刊誌などが報道していることで不動産に対してネガティブなイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、専門家は結構落ち着いた様子で、オリンピックの開催が延期となっている中でも今後一気に物価下落となることは考えにくいと判断しています。
そのため、現在でも不動産の購入検討を始めている人は増えていますが、ほとんどの方が購入方法などは調べても売却方法まではあまり知らないということがあります。
そこで今日は、不動産の売却についてどのような流れでどのようなものが必要とされるのかなどについて書いていこうと思います🖋
基本的に現代での不動産購入の動機については“売ること“を最優先に考えて購入する人は少ないと思いますが、それでも環境が変わったりすることで売却を検討する日が来てもおかしなことではありません。
もしも売却を検討した場合に何から始めたら良いのか。
それは、まず「不動産仲介業者と接点を持つ」ということです。
知り合いに信頼できる仲介業者がいれば問題ないですが、特に知り合いにそのような人がいない場合は問い合わせなどが必要です。
最近では「不動産売却一括査定サイト」があるので、ここに売却予定の物件情報を記載することで、複数の不動産会社に連絡ができるという仕組みになっているのですが、その中には「できる限り手数料をとってやろう!」とか「できる限り安く買い取れるように交渉して他に人に売ろう!」と考えている業者もいるので、まずは相場感を知っておくことは大事です。
ネットワークでも、場所や間取り、築年数などを入力して相場を確認することができますし、もしも業者が提示してくる価格が相場よりも安い場合にはちゃんと突っ込めるようにしておかなければなりません。
その準備ができた上で仲介業者が決まったら、今度は手続きに進んでいくことになります。
仲介業者が確定した時点ではまず「媒介契約書」というものにサインする必要があり、その媒介契約書にサインすることで売却のお手伝いをしてもらうことが本確定します。
その後、仲介業者は売却予定物件の状況を調査しにいくことになるので、欠陥がないかなどを調べ、価格査定へと進みます。
先ほども言ったように、ある程度の相場感を持っておくことで価格決定に置いてある程度判断ができるようになっていると思いますが、ここで大事なのはその上で「売りたい金額」ではなく「売れる金額」でないと意味がないということも覚えておきましょう。
仲介業者さんが良い人であれば、ここで値付けについてもアドバイスをくれたりするので、参考にしながら売却予定価格を決定します。
するとその後は仲介業者の方で売却に向けて広告などを使って営業活動することになるため、買受け希望者が出てくるのをとりあえずは待つことになります。
買受け希望者が出てきたら、まず可能性として多いのが「価格交渉」です。
ここで買受け希望者が提示してくる価格で納得できるかどうかを決めることになりますが、あまり急いで売却するつもりでなければ強気に出ても良いものの、長い間その調子だと売却そのものができないとなってしまっては本末転倒なので、あらかじめ「〇〇円くらいまでは交渉に応じるようにしよう」などと決めておくことも大切です。
これによって売却が決定したら、仲介業者が買受け希望者のもとへ「重要事項説明書・売買契約書」を持って伺い、サインをもらうことで売却が成立します。
あとは買受け希望者が現金払いなのか、ローン払いなのかによって売却までの期間は多少変わることがありますが、基本的には1ヶ月以内で売却完了すると考えて良いでしょう。
最終的に売却金額の「3%+6万円+消費税」という規定に沿った手数料を仲介業者へ支払うことで全ての手続きが完了することになりますが、上記で見てもらったように、不動産仲介業者の活躍によって売却が早まったり、想定内の金額で売却できたりするので、不動産を所有している人はいつかに備えて不動産業者さんと接点を持つようにした方がお得になる可能性があるかもしれません。
いつ起きるか分からないからこそ、今から準備を始めておきましょう🙆🏼♂️