賃貸vs持ち家の決着を付けようとする人たち。②
どうもガブリです。
30代前後になると家庭などができて「家」について意識が変わってくることがありますが、そんな中「賃貸派?購入派?」という論争が色んなところで起きています。
昨日からそのことについて書いていますが、昨日は賃貸においてのメリット・デメリットについて書いていきましたので、今日は購入する場合のメリット・デメリットについて書いていこうと思います🖋
・毎月の家賃と同等のローン支払額で検討する場合、賃貸よりもグレードが高いことがほとんど
これが購入派の大多数がメリットとして考えてるポイントではないでしょうか?
仮に現在10万円程度の家賃の住居に住んでいるとすれば、同程度の支払額での購入を検討する場合、0.8%の住宅ローン金利で35年ローンと考えた場合、3,600万円〜3,700万円程度の家が購入できます。
それなりの大きさの家が手に入るのは理想ですよね。
しかし注意が必要なのは、毎月の支払額をローンの支払額だけで勘定してしまう人がいるようですが、例えばマンションであれば「管理費・修繕積立金」が別途毎月かかりますし、固定資産税も毎年かかります。
このプラスアルファの支払額もきちんと想定しないといけないので注意しましょう。
・税金や保険料までも安くできる可能性がある
家を購入した場合、翌年に確定申告で家を購入したことを税務署に申告すれば、翌年から「住宅ローン控除」というものが受けられることになります。
これは、残っているローンの金額の1%が控除対象額になり、細かい税金の計算方法はここでは省略しますが、それなりに支払うべき税金額が軽減されます。
その期間は10〜13年であり、この点までしっかり計算すると、支払額と接税額との差額で、現在の生活水準とどのくらいお金の出入りが変わるか考えやすくなると思います。
さらに住宅を購入する際には団体信用生命保険というものに加入することになるので、これはもしも返済期間中に亡くなってしまったり、対象の障害によって働けなくなったりした場合に残債がゼロになる保険で、場合によってはマイホーム購入時に生命保険を見直して保険料が安くなるかもしれません。
・ローンを支払いおわれば資産になる
これは言わずもがなの点ですが、賃貸とは真逆な性質ですよね。
次にデメリット。
・物件選びに失敗してしまうと将来的な資産価値が見込めず、売却などの際に借金を残すことになってしまう
一生住み続けるという気持ちでマイホームを購入する方も多いと思いますが、ここ10年でもテクノロジーの発達や働き方が変わってきたことによって物件の立地の利便性に対する考え方は変わってきているので、もしも転勤や職を変えることによる住居の変更を考慮した時に、将来的にちゃんと売却できるかどうかは大きな問題です。
もしも売却する際に、残っているローン金額よりも売却益が低い場合にはその差額を払わなければならないため、購入時には「自分が便利なだけ」の物件を選ぶのではなく、「将来的に売却を検討する場合にも、需要がある物件」を探すようにしましょう。
・築古になると修繕が必要になってくる
賃貸の場合には古くなった設備などはオーナーさんに直してもらえることもありますが、購入したマイホームに関しては全て自分で修繕する必要があり、築年数によっては建て替えまで必要になってくるケースもあります。
不定期ではありますが、結構な金額が必要になるため、このような事態に備えて貯蓄などをしておく必要があるという点では賃貸よりもお金がかかることになります。
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いかがでしたでしょうか?
賃貸にも良いところ悪いところもあれば、購入する場合でも良いところ悪いところがあります。
ご自身にとってどっちの方がメリットがあるか考えた上で、改めて決断してみましょう🙆🏼♂️