#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

ETFで会社を辞めるには。

どうもガブリです。

 

昨今ではサラリーマンを「社畜」などと過激に表現することもあり、終身雇用がほとんどの国内企業で不可能になっている状況において、サラリーマンであることの価値が見直されつつあります。

 

そのため、「〇〇歳までに〇〇円貯めて、リタイヤ生活を送ろう」と考える人も増えていて、では実際にそんなことが可能なのか、可能だとするとどのような方法が選択肢として存在してるのかについて、今日はETFを議題に書いていこうと思います🖋

 

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ETFとは、"上場投資信託"と言われるもので、通常の投資信託では"基準価格"といわれるものが毎日変動しますが、上場投資信託であるETFは基準価格という表記に加え、株式などと同じようにリアルタイムで価格が変動していく"市場価格"といったものが存在します。

 

そんなETFには、価格の変動による利益の確定のほか、「分配金」というものを得ることもできます。

 

株式をされている方や興味のある方は「配当金」というものをお聞きになったことがあると思いますが、分配金というのはそれと同様に、定期的に得られる収入のことを指します。

 

配当金との定義の違いは、配当金の場合は株式を発行している企業が業績などを基準として株主に配当するものですが、分配金は運用会社(ファンドなど)が運用業績に合わせて分配するもののことをいいます。

 

短期的な投資を繰り返して価格変動による利益を上げていくのも投資手段の一つですが、保有しておくことで得られる配当金や分配金の魅力もそれなりにあります。

 

仮に毎月計算で20万円得られれば良いと考えると、1億円を投資元金とした場合に年率2.4%で運用していく必要があります。

 

もちろん1億円が誰にでもある金額でないことはそうですが、日本取引所グループが公表する分配金を行っているETFの利回りは「1%以上、2%未満」が多く、平均で2.15%となっているそうです。

 

そのため、高利回りのETFを狙っていくということも選択肢に入ってくるが、こちらは株式などと同様に利率が上がればそれだけ"攻めた投資"になるため、リスクも同様につきまとってくるのです。

 

すると2%程度の利回りだとしても銀行金利の平均を0.001%とすれば2,000倍の利回りが得られるので、これを機に始めることを検討してみるのも良いでしょう。

 

そんなETFを始める際の注意点についても見てみましょう。

 

ETFの場合、分配金に対して複利の効果が得にくいという点があります。

 

その理由は運用によって得られる収益から手数料などを差し引いた上で支払われるので、収益をダイレクトに再投資できないといったことが理由です。

 

そのかわり通常の投資信託ではある、元本を取り崩して分配金を払うタイプのものではないので、元本が守られるという点では安心できます。

 

後は、通常の投資信託でもそうですが、投資信託には信託手数料とよばれるものや購入時に手数料がかかるものなどがあり、これについては選ぶ商品によってまちまちです。

 

なるべくどの手数料も安いものを選ぶことで効率的に資金を増やすことが可能になるので、この点についてもしっかり確認して購入するようにしましょう。

 

気をつける点や、元金をそれなりに貯めてからでないと配当金や分配金のみで生活資金を満足に得ていくことは難しいですが、しっかりと逆算することで道は見えてくるので、皆さんもじっくりと考えて将来を見据えてみましょう🙆🏼‍♂️

 

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