#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

このご時世に引越し。

どうもガブリです。

 

ほとんど毎日コロナウィルスによる感染者が最高数を更新している東京。

 

全国的に問題が広がっている現在、特に人口密度の多い東京はいろいろな心配による声が上がっています。

 

その中で今日は、「引越し」について書いていきたいと思います🖋

 

現在の賃貸市場

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引越しをする際に、多くの人がまずはネットで目星をつけたりしながら、後に不動産屋に行き、担当さんと相談しながら好みの物件を紹介してもらい、一緒に物件地まで出向いて内見なんかするのが通常かと思います。

 

しかし不動産屋に行くのに外出は必須だし、担当さんと一緒に車で移動なんてことになれば「3密」のうち「密閉」と「密接」の二つも満たしてしまう可能性だってあります。

 

就職など、新しいスタートを切るようなこのタイミングで引越しが安心してできないというのは深刻な問題とも言えるかもしれません。

 

新しいサービス

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そこでこの4月10日からスタートしたサービスで面白いものがあったので紹介しようと思いますが、その名も「リモートレント

 

神奈川県川崎市にある不動産会社の株式会社エヌアセットさんが開始したサービスで、自社の管理物件の約8割をフォローアップしているそうです。

 

サービスの内容

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リモートレントでは、まずテレビ電話などを使って住まいに関する要望を聞いてもらいます。

その後ですが、いくらなんでも物件の中を全く見ずに物件を決定するのはちょっと不安ですよね?

 

そこで画期的なのが、VRを使用しての物件内見!!

VRに関してはもう既に結構認知されているので使ったことある人も多いと思いますが、専用のヘッドセットを使って仮想空間を見ることができ、ヘッドセットをつけたまま実際に後ろを振り返れば、仮想空間でもそのように360°の景色が楽しめるというものです。

 

つまり自宅にいながら引越し予定の物件に実際いるような空間演出が可能なわけで、これがあると実際に内見に行かずとも、かなり部屋のイメージが具体的にできるかと思います。

 

その後もWEBにて申込受付と入居審査を受け、契約に不可欠な「重要事項説明」に関してもテレビ電話でリモート。

契約書は郵送にて対応(今後はWEB契約も検討中)するということで、すべての工程が自宅で可能というものです。

 

実際に即時利用は現実的か

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現在のところ、エヌアセットさんが管理する物件のみサービス対応ということなので、その数40室と今のところかなり少ないです。

 

VRの内見に関しては、株式会社スペースリーが自社で開発しているクラウドソフトの「Spacely(スペースリー)」の利用を前提としているので、まずはスペースリーを検索してどのような体験なのか見てみても面白いかもしれません。

 

どちらにしても不動産賃貸市場は必ずこのようにリモートに変化していく傾向にあるので、新しいサービスにはどんどん触れていった方がいいかと思います🙆🏼‍♂️