コロナウィルスが不動産に与えている影響。

どうもガブリです。

ここ最近コロナウィルスの話題で持ちきりですが、あくまで「風邪の一種」と割り切る声も聞こえる中、社会的にはそうもいかず、経済的なダメージは多くの企業で騒がれてもいます。

そんな中、不動産業界にはどのような影響があるのだろうか。

今日は他業界も含め、そのことについて書いていこうと思います🖋

業界別による影響

まずはどのような業界が主に悪影響を受けているのかというと、国内最大の企業情報データベースを持つ「帝国データバンク」発表の、”「マイナスの影響がある」と見込む企業アンケート”では、「運送・倉庫」が72.8%で最も多く、続いて「卸売」が72.5%が僅差。

運送・倉庫などの業界は「中国への輸出入が止ま っており物流が激減している」というのが主な原因であり、卸売業界は「生産を主に中国 に依存しており、中国での生産の遅延によ り商品の調達遅れが生じる可能性がある。 また、小売店舗での販売減少が影響」というのが主な原因だと言います。

業種別による影響

業種別に見ると、「繊維・繊維製品・服飾品卸売」と「旅 館・ホテル」が 89.3％で最も多く、続いては「再生資 源卸売」（87.5％）、「繊維・繊維製品・服飾品小売」 （87.1％）、「飲食店」（80.9％）といった感じだ。

繊維系は業界別同様、中国での生産に依存していることが原因と考えられるが、旅館・ホテル業種に関してはアジアの旅行者に加え、懸念を抱く欧米・ヨーロッパなどの人たちも旅行を控えているというのも原因だろう。

実際に僕が世界一大好きなGREEN DAYというアメリカのバンドは今月27日の来日予定を延期している。

では不動産業界はどうなのだろう？

不動産業界でマイナスの影響があると回答している割合は55.2%と半数以上で、その理由については

•  リフォーム資材の納期遅れ、納期時期の不明（建物売買、千葉県）
• 建材の納期が未定となり、新築物件の完成引渡し時期が未定となった。長引くと相当な影響がある（土地売買、長崎県）
• ビルの衛生管理に気を付ける程度の影響はある（不動産管理、東京都）

などといったものだ。

上記を見ると、マンションデベロッパーや注文住宅などを行っている会社は、建材不足による納期の遅れが出ているということがわかります。

尚、中古市場に関しても「物件の仕入れがいつもよりできていない」や「金融機関についても人員枠が通常より少なくなっているので、融資契約ができない」などといった理由で決済が遅れているという話も聞きます。

今後の見通しは

去年の12月31日に初めてメディアがコロナウィルスの存在を報道してから３ヶ月以上経ち、それでも終息の目処がたたないどころか、加速することすら懸念されている状況。

医薬品・日用雑貨品小売を行うような業種はプラスになっているというものの、経済全体に与えているダメージは大きいものです。

さらには現状は未だマイナス要因とはなっていないものの、これから影響が出てくるであろうと考える業種も多く、家具を扱う会社や自動車会社なんかはこれから部品の流通量が減っていく懸念があるということで、今後マイナスの影響があると考えているそうです。

ちなみに僕は最近BUYMAでデニムを購入したのですが、発送元が韓国であり、未だに発送されていません💦笑

株価などにも大きく影響を与えているコロナウィルス。

今後も関連ニュースから目が離せません！！