#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

不動産とキャッシュレスの関係。

どうもガブリです。

 

 

キャッシュレス
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昨今騒がれている「キャッシュレス化」についてですが、日本では未だに会計に対してのキャッシュレス決済比率が2割程度という現状で、すごいところではキャッシュレス決済なら最大70%OFFなんていうキャンペーンをやっているにもかかわらず、その使用比率を見てみると、世帯収入が高い人の方が使用比率が高いそうです。

 

お金を持っている人の方が結果的にお金に関するニュースに敏感で、実際に得しているということで、やはり知っていると知らないの差は大きいものだと実感します。

 

そこで、今日は不動産とキャッシュレスの関係について書いていこうと思います。

 

 

東急リバブル

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先日の21日、不動産大手のリバブルがキャッシュレスサービスを開始したとのニュースがありました。

 

ただ自社の決済システムではなく、株式会社エスクロー・エージェント・ジャパンの決済代行サービス「H’OURS」を活用するもので、リバブルでの不動産売買時にかかる費用の諸々を信託口座の利用にて振込できるものとしたそう。

 

これって今までとどのような変化があるのかイメージがつかない人もいると思いますが、不動産の売買って、実際に購入するまでに1ヶ月前後の時間をかけて書類を集めたりしながら、購入日(決済日)には実際に立ち合いが必要だったり、実印や権利証などが必要になってきたり、さらには諸々の必要物が不足すると決済そのものが不可能になったりと、結構ややこしかったりします。

 

安くはない手付金なども現金用意が必要だったり、精神的な不安も伴います。

 

このようなややこしさを解消できるのが「H’OURS」にて可能になっていて、不動産売買のハードルを少し下げることになるかもしれないニュースとなりました。

 

その他にも賃貸市場ではクレジットカードにて家賃の支払いが可能なところがあったり、入居時の初期費用に関してはスマホ決済がOKのところもあったりします。

 

スマートコントラクト

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さらに個人的に不動産市場のキャッシュレス化について、ここ数年期待をしているのが、仮想通貨のスマートコントラクトという技術を用いた決済方法。

 

スマートコントラクトの信用性は「ブロックチェーン」についても知識がないと理解が難しいですが、今回そこまで説明すると長くなるので簡潔にいうと、スマートコントラクトという技術を用いると、契約を自動化できます。

 

先ほども言ったように、不動産の売買などには結構ややこしい手続きが必要となってくるのですが、この導入を想定すると、現状の業務と比べて3分の2の業務量に圧縮できることが想定できるほか、契約そのものが反故に至るようなケースも防ぐことが可能になります。

 

このように、時代がどのように変わってきているのか、常に考えながら生活していくことでお得になったり、時代に取り残されたりすることは減っていきます。

 

時代が進むスピードが早まっている現代だからこそ、情報のアンテナは常に高く持っているようにしましょう!!