#経済ニュースをガブリ

宅建士、賃貸不動産経営管理士、FP2級、AFPとして活動するの私ガブリが経済ニュースや日常を綴っていきます🖋

保険は投資になる?

どうもガブリです。

 

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皆さん投資に興味を持っている方の中で、民間の保険を利用している人はどのくらいいるでしょうか?

 

保険といえば日本人の8割以上は何かしらの保険に加入しているであろうものかと思いますが、その保険を利用した投資というものもあります。

 

なるべく身近なものの方がイメージが湧きやすいということもあって、投資初心者にも理解しやすいと思いますし、十分に検討の方があるかと思います。

 

そこで今日は、投資型保険について書いていきたいと思います🖋

 

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投資型保険とは、払い込んだ保険料をもとに自分の選んだ投資対象で運用を行い、その運用結果によって将来受け取る満期保険金額や途中解約返戻金が変動する仕組みの生命保険商品です。

 

その種類について大きく分けて3種類紹介します。

 

・変額保険

保険料を自分で選択した投資対象で運用し、その運用実際によって満期に受け取れる金額や解約返戻金が変動するというものです。

 

変額保険には保険期間をあらかじめ決めておく「有期型」と保障が一生涯続く「終身型」とに分かれており、保険期間中に死亡した場合には基本となる保険金に運用実績が加わって支払われることになります。

 

その基本となる保険金額は契約時に保障されており、運用実績がマイナスになったとしても、基本保険金額を受け取ることができます。

 

有期型の場合においては、満期時に満期保険金を受け取るという仕組みになっていて、その際に受け取る保険金額は運用実績によって異なります。

 

そのため、運用実績がマイナスとなってしまっでいた場合には、基本保険金額よりも少ない金額を受け取ることとなり、運用実績が良かった場合には、基本保険金額よりも多くの満期保険金を受け取ることができます。

 

・変額個人年金

こちらも変額保険同様に保険料を自分で運用することで将来受け取れる年金額が決まるという個人年金保険です。

 

変額保険同様に共通している点としては、投資信託商品で運用を行い、その運用実績で最終的に受け取れる年金額や満期保険金額が決まるという点です。

 

そして運用対象として設定される投資信託商品は、保険会社によって異なります。

 

・外貨建て保険

米ドルや豪ドルなど外貨で保険料を払い込み、その外貨で保険金や解約返戻金を受け取るという仕組みの保険商品です。

 

外貨建て保険は、その運用実績や為替レートの変動により損益が発生するという特徴から、市場リスク(金融市場の変動によって起こるリスク)を有する保険商品として、上記2つの保険とともに保険業法にも「特定保険契約」と規定されています。

 

外貨建て保険は、終身保険養老保険個人年金保険に取り入れられており、保険商品としての仕組みは円建ての商品と変わりありません。

 

また、円入金特約や円支払特約を付加することで、保険料を円で払い込むことができるほか、保険金を円で受け取ることも可能です。

 

保険料の払い方の一つに契約から保険料の払込期間満了まで一定額を払い込む「平準払い」がありますが、外貨建てで保険料が決まっている商品の場合、一定なのは円ではなく外貨なので、円で払い込む場合の保険料額はその時の為替レートによって変動します。

 

このように、運用実績に左右されるという点で投資的なかたちを持ちつつも、保険としての効果も同時に得られるというものもあるので、保険の感覚で投資を行うことが可能です。

 

株式投資」などと聞くとなんとなく敷居が高く感じてしまう人も、取り組みやすい投資かと思いますので、是非検討してみましょう🙆🏼‍♂️

証券口座の開設について。

どうもガブリです。

 

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昨日はつみたてNISAの特徴などについて書いていきましたが、その中で「どの金融機関で口座を開設するか」という話をしました。

 

例えとしてマネックス証券を出しましたが、証券口座の開設というのは投資初心者にとって初めての経験であるはずですので、今日はマネックス証券を使ってNISAを始めるまでの段階を書いていきたいと思います🖋

 

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つみたてNISAについて簡単におさらいしておくと、つみたてNISAとは長期運用を前提とした積み立てタイプの投資であり、そこから得られる収益に関しては税金がかからないという恩恵が得られるサービスとなっています。

 

そんなNISAを始めるためにはNISA用に口座開設をしなければならないのですが、口座開設をする金融機関ごとに特徴が違うのと、NISA用の口座は一人一つしか作ることができないため、迷うところではあるのです。

 

しかしその中でおススメしているのがマネックス証券などのネット証券であり、理由としては対象銘柄が多かったりすることにあります。

 

とはいえいきなり口座開設といってもどこから手をつけていいのかわからない人もいると思いますので、以下で説明していきます。

 

マネックス証券でつみたてNISAを開設するには、必要な要件があり、

①2018年以降、他の金融機関でもNISA口座を開設または利用したことがないこと

マネックス証券の証券総合取引口座を開設していること

 

という2つの要件を満たす必要があります。

 

マネックス証券におけるつみたてNISAの特徴としては、先述した通り取扱いの銘柄が多いというのに加え、つみたてNISAやiDeCoなどのシミュレーションがサービスによってできたり、指定した銀行から自動で資金が引き落とされる「銀行de自動つみたて」が利用できたり、マネックス独自のポイントを貯めることでAmazonギフト券やTポイントへの交換、ANAJALマイルへの交換など、その他のサービスにもつながる特典があったりします。

 

そんなマネックス証券ですが、どのようにして口座開設するかというと、まずはインターネットで「マネックス証券 新規口座開設」と調べるとトップに出てくるURLからメールアドレスの登録をし、その後自身の登録情報の入力、そして本人確認という段階で口座開設が可能になっています。

 

本人確認などに関しても運転免許証などを写真で送信するだけなので、スマホ1つで登録の完結が可能です。

 

そして口座種別やNISA口座の開設、FX PLUS口座の開設を選択することになるのですが、つみたてNISA口座を開設するにあたってはここで「開設する」にチェックを入れてください。

 

するとこれらの手続きが完了した時点で案内メールが送られてきて、口座開設のための審査が始めることになります。

 

その上で上記に書いた要件などをクリアしていれば最短で翌営業日には口座開設が完了となるので簡単です。

 

後はNISA口座に銀行から入金し、積み立てる投資対象を決定すれば申し込み完了として積み立てがスタートします。

 

現在の銀行預金利率はないに等しく、自分で何か運用などをしないと物価の上昇においていかれてしまいます。

 

何かを新しく始めるのは億劫ですが、みなさんも是非自己防衛のために運用を検討するようにしましょう🙆🏼‍♂️

つみたてNISAの基本。

どうもガブリです。

 

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投資に感じるハードルは人によって異なりますが、多くの人にとって投資を始めるというハードルはそこそこ高いかと思います。

 

だからこそ「NISA」などなるべくわかりやすく敷居の低いものが人気だったりしますが、それでもある程度専門性を伴っているがゆえに、興味はあってもまだ手をつけていないという人も多いのが現状です。

 

そこで今日は、NISAの中でもより手軽に始められる「つみたてNISA」について色々と書いていきたいと思います🖋

 

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つみたてNISAとは、投資におけるサービスの一つで、投資初心者でも取り組みやすいように安定的に資産を増やしていける手法として注目され続けています。

 

すでに今年でサービス開始から4年経ちましたが、今まで投資経験のない人もNISAを機に投資を始めていることも多く、効率的かつ少額で資産運用ができるものとなっています。

 

つみたてNISAを始めるには、銀行や証券会社などを介してNISA口座を開設し、投資対象を選択することでスタートできるのですが、この手続きなどがよくわからず始められていないという人の話もよく聞きます。

 

そこでつみたてNISAを始めるための簡単に流れを見てみると以下のようになります。

 

①つみたてNISA用の口座を開設する金融機関を選ぶ

②必要書類を揃えて提出し、口座開設手続きを行う

③投資対象を選択する

④毎月の積立金額を設定する

⑤目論見書を確認して、積み立てを開始する

 

といった流れです。

 

まずは金融機関を選ぶところから始まるのですが、NISA専用の講座は1人あたり一つしか作れないので、ある程度意味を持って開設したほうが良いでしょう。

 

色々あるので迷いそうですが、投資対象の多い金融機関の方が選択肢が増えるので、そういった意味ではマネックス証券などネット証券がオススメです。

 

そして金融機関が決まったら、指定の金融機関が定める書類(身分証など)を提出し、口座開設手続きを完了させます。

 

最近では書類も郵送ではなく、写真を撮ったものを画像送信するだけでOKとするところがほとんどなので簡単です。

 

次に投資対象を選ぶ銘柄選定ですが、オススメはインデックス投資

 

インデックス投資とは、日経225など、大企業の平均株価を反映した指標を購入するようなものであり、経済全体が繁栄していくことで価格も上昇していきます。

 

コロナ禍など一時的に経済全体が縮小するフェーズは存在しますが、基本的には経済は右肩上がりになる傾向にあるため、インデックス投資は長期的にみると優秀な投資手法ということになります。

 

後は毎月積み立てる金額を設定するだけで、最低100円から積み立てられるところもあるので、自分の可処分所得と比較して決めるようにしましょう。

 

ただ、つみたてNISAは年間40万円の積み立てが上限なので、その範囲で設定する必要があることも覚えておきましょう。

 

後は自動的に積み立てることができるので、ある程度は放っておいても大丈夫になります。

 

意外とこんなに少ない工程で始めることができるので、特に投資に詳しくなくても気軽に始められることができるというのがわかったかと思います。

 

みなさんも是非まずは口座の開設から手をつけてみましょう🙆🏼‍♂️

不動産投資、損失が出てきたらどうする?

どうもガブリです。

 

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不動産投資に興味を持ち、色々と調べた後に購入したものの、思い通りに運用できず、損失状態が続くということも中にはあるでしょう。

 

そんな時には中々精神も安定せず、冷静な判断ができなくなりがちです。

 

しかしだからといって物件を早く手放したいがゆえに安売りしてしまうのはいけません。

 

そこで今日は、不動産投資において損失が膨れている場合にどのような手段があるのかなどについて書いていきたいと思います🖋

 

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まず不動産投資においてどのようなケースで損失が膨れてしまうかというと、空室期間が長引いてしまったり、家賃や物件価格の下落、さらにコストの増加などが考えられます。

 

まず空室期間が長引いてしまうケースとして、入居者が退去した後に、その後の入居者が中々見つからないということがあります。

 

すると家賃収入が途絶え、金融機関から融資を受けている場合では返済だけが毎月続くので負担が増えてしまいます。

 

ではなぜ空室期間が長いケースと、割とすぐに入居者がつくケースとがあるのでしょうか。

 

最も多いのが、募集賃料が相場より高いというケースです。

 

元々考えていたキャッシュフローを意識するがゆえに家賃を下げられないという方がいますが、建物は年々老朽化していくものであり、築年数が経つほど新築時より家賃が下落するのは普通のことです。

 

そのため、最初からある程度家賃が下落するということのもとシミュレーションをたて、あらかじめ備えられるようにしましょう。

 

他にも、時代の流れによって地域に対する間取りの賃貸需要がなくなったというケースや、仲介業者との連携がうまく取れていないなどのケースもあり、何かしら明確な原因を突き止めることは大事なことです。

 

「しょうがない」などと考えるのを放棄するのでなく、まずは原因を見直してみましょう。

 

次に家賃や物件価格の下落による損失ですが、そもそも物件は古くなるほど基本的には家賃や物件価格が下落するようになっています。

 

土地の価格が上がって所有不動産の価格が上がるということはあっても、建物の価値が年々上がっていくということはないため、いかに最初の時点で想定しておけるかというのはポイントになってくると思います。

 

次にコストの増加についてですが、不動産投資では建物が老朽化していくことで修繕が必要になったり、入退去が続くと募集広告料などが嵩んだりもします。

 

他にも通常のランニングコストとして「賃貸管理委託料」「損害保険料」「管理費・修繕積立金」「税金」などのコストもかかるため、これらが数年にわたってどのくらい変動していくかもある程度予想を立てていかなければなりません。

 

このように様々な要因で損失が膨れたりしてしまいますが、対処法としていくつか提案したいと思います。

 

①広告費を増やす

不動産投資において、入居者が退去した後に募集をかける際、仲介業者に募集広告料を支払います。

 

つまり仲介業者からするとこの広告費が収益になるため、広告費を多く出してくれるオーナーの物件を優先的に動いてくれるということがあります。

 

もちろんあまりにも広告費を支払ってしまえばそれ自体がコストになってしまうわけですが、仲介業者の目にとまりやすくなることは間違いありません。

 

②物件の価値を上げる

物件の間取りなどの需要が薄まっているということであれば、思い切ってリノベーションするというのも手です。

 

建物自体の築年数は時が経つほど多くなりますが、リノベーションによって新築かのように演出することは可能です。

 

それによって仲介業者の物件を見る目も変わりますし、賃貸需要も売却需要も出てくる可能性が高くなります。

 

③コストを見直す

例えば物件購入時に加入する火災保険など、不動産業者に勧められるものでそのまま加入するという方が多いですが、不要な保険などが含まれている場合にはそれだけ無駄なコストが発生していることになります。

 

色々なコストを見直すことで損失を軽減することができるので、注意深く見直すようにしましょう。

 

このように、まずは購入時の段階で適切なシミュレーションをし、その上で現状を把握しつつ原因を追求することが大事です。

 

今は特に問題なく運用できているという人も、いざという時にすぐ動き出せるよう、現状把握をしておきましょう🙆🏼‍♂️

法定耐用年数から学ぶ、不動産投資。

どうもガブリです。

 

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不動産投資を行うと運用に関する費用が経費計上できることで税金の節約ができるという側面があります。

 

その中でも大きな割合を占めるのが「減価償却」と呼ばれる経費。

 

減価償却とは、価値が目減りしていくものに対して、一定の年数に分けて経費計上していくという性質を持つものなのですが、不動産の場合は建物がそれにあたり、さらには建物の構造などによって「一定の年数」が変わることになります。

 

いわゆるこの一定の年数を「法定耐用年数」と呼ぶのですが、これは建物の「賞味期限」のようなものになるので、不動産投資においては非常に重要な指標になります。

 

そこで今日は、耐用年数とはどのように理解すれば良いのかなどについて書いていきたいと思います🖋

 

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耐用年数についてわかりやすいように説明すると、例えば新築マンションが建った場合、その建物の年齢は0歳ということになります。

 

ほとんどのマンションは鉄筋コンクリート造なので、その場合の法定耐用年数は「47年」と決まっています。

 

つまりこの場合、取得した建物の価格を47年に分けて経費計上していくということになるのです。

 

この47年という期間はあくまで税法上決められている年数ということなので、建物の寿命を表す「耐久年数」とは違うということも認識しておく必要があるので注意しましょう。

 

“耐久年数“は建物が使用できる年数を表すものなので、建物をきちんとメンテナンスできているかなど、定期的な修繕などでそれぞれ適切に使用できる期間が変わってきます。

 

一方、“耐用年数“は建物の構造ごとに決められているため、耐用年数が過ぎたからといって耐久性が失われているということではないということです。

 

話は戻り、新築マンションを47年間で経費計上していく場合の計算式として、以下のような計算式が使われます。

 

・マンションの価格×0.022=年間の経費計上額

 

というものです。

 

ここでいう「0.022」という数字は耐用年数が47年である場合の償却率なので、建物を中古で手に入れた場合など、耐用年数が変わるとともに数字も変わることも覚えておきましょう。

 

ちなみに償却率についてはインターネットで「法定耐用年数 償却率」などと調べると表が出てくるので見てみましょう。

 

では新築マンション(鉄筋コンクリート造)を4,000万円で購入した場合、上記の計算式を用いると「88万円」になるので、この場合、88万円を47年間にわたって計上していくということになります。

 

この88万円は、実際に毎年自分の財布から出ていくお金ということではなく、あくまで計算上のものなので、手元から実際にお金が出ていくことなく経費とできる点で重宝されるのです。

 

なお、法定耐用年数が一番短い建物の構造は「木造」で、耐用年数は新築時点で22年と決まっているので、鉄筋コンクリート造と比べると2倍以上の年数の違いがあることがわかります。

 

必ずしも耐用年数が長い方が良いということでもないのですが、長いこと減価償却ができるとなれば、それだけ節税効果が長く続くということなので、それによる恩恵は大きいと言えるでしょう。

 

このように普段使わない計算でありながらも、知っておくことで理解に大きな差が出るものに関しては必ず覚えておきたいところですので、これから不動産投資を始める人や、すでに始めているけどルールなどの理解が追いついていないという人は必ず覚えられるようにしましょう🙆🏼‍♂️

区分所有 vs 一棟マンション(不動産投資編)

どうもガブリです。

 

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これから不動産投資を始めようと考える多くの人たちは、まずは規模の小さい区分マンションから選択されることが多いですが、逆を言うと、一棟マンションなどを検討する機会は少ないかと思います。

 

しかし最初の一件が区分所有だったとしても、後に不動産投資を拡大させていくとなれば、一棟買いも選択肢に入ってくるかもしれません。

 

そこで今日は、一棟マンションとは区分所有に比べてどのような特徴があるのかなどについて書いていきたいと思います🖋

 

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早速、一棟マンション、一棟アパートなど建物全体を所有することによるメリットについて見てみましょう👀

 

まずは空室のリスクを抑えられるということ。

 

不動産投資において「空室」というのは収益を途絶えさせるものとして一番の敵といっても良いですが、区分所有の場合ではまさにそれが大きなダメージとなってしまいます。

 

しかし、例えば10室あるアパートを一棟所有していた場合、2部屋の空室が出たとしても全体の80%の賃料は受け取ることができるため、購入時の段階から「80%の賃料を受け取ることができれば運用上問題ない」というシミュレーションにしておけば、大きなダメージになることはありません。

 

そういった意味で一棟所有の方が安定した運用が見込めるのです。

 

次に自由度が高いということ。

 

区分マンションなどの場合は、建物のルールが管理組合によって決められているため、入居条件や大規模なリノベーションなどはできないことがあります。

 

しかし一棟所有の場合はその建物のルールを自分で決めることができるため、周辺地域のニーズが変わったりした際に柔軟に入居条件などを変更することができますし、資金計画によって自分のタイミングで大規模なリノベーションなども可能です。

 

このようにすることで常に需要をキャッチすることができることに加え、不動産の価値を下げずにいられるので、仮にその後売却する際にも価格が落ちづらいということはあるかもしれません。

 

次に土地割合が多いことで担保価値が保たれやすいということ。

 

区分所有では部屋の大きさ割合に応じて各部屋のオーナーに土地割合が譲渡されますが、一棟所有では土地全体を所有することになるため、全体の担保価値が高く評価される傾向にあります。

 

すると、売却価値が高くなったり、次の物件などを検討する場合にも一棟マンション等を担保にして融資を受けやすくなったりなどします。

 

とはいえ一方で、一棟マンション、一棟アパートの方が区分所有に比べて断然価格は高いですし、不定期に色々な箇所の修繕などがかかると資金計画が難しくなる傾向にあります。

 

固定資産税など税金も高くなるので、一棟所有の方が収益性が高い反面、資金計画シミュレーションには注意が必要です。

 

また、地震などの災害によって建物の多くが損壊してしまうとそれだけ運用シミュレーションから離れてしまうのと、上記のメリットで書いたように担保価値はあるので売却しやすいという反面、区分マンション等よりも流動性は低いため、買い手が見つかりにくいなどの点はデメリットとなるでしょう。

 

しかしこの点は逆をいえば、事前に資金計画シミュレーションがきちんと立てられ、売却重視ではなく、長期運用重視で所有することでデメリットを軽減させることができるため、これらをよく考えて検討すると良いかと思います。

 

それぞれに特徴が違うゆえに「絶対にどちらかが良い」ということは言えませんが、不動産投資で大きく成功している人の多くは一棟所有しているので、是非検討の選択肢に入れられるように勉強しておきましょう🙆🏼‍♂️

意外と見落としがちな住宅フローリングの選択。

どうもガブリです。

 

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昨今では洋室でなく、和室に回帰するという風潮もありますが、それでも全室和室というお部屋は少なく、やはり未だ洋室の需要は変わらず続いています。

 

これから新築を購入するという人の中には内装をどのように仕上げようか迷っている人もいるかもしれませんが、中でも室内の床であるフローリングに関しては質や色合いなどによって雰囲気など結構変わってくるので注目のポイントでもあります。

 

そこで今日は、フローリングの種類などについて書いていきたいと思います🖋

 

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まず印象として大きく変わるのが「色」。

 

内装を決める上で何に重きを置くかというのがありますが、フローリングは面積の多くを占めるので、フローリングの色から決めていくとそのほかの統一感が出しやすいという特徴もあり、フローリングの色を決めるというのは部屋全体の雰囲気を決めるということにもつながります。

 

フローリングには大きく分けて3つのタイプが存在し、

・ホワイト

・ダーク

ナチュラ

 

の3つに分かれます。

 

ではそれぞれの特徴についても見てみましょう👀

 

まずホワイト系の特徴について。

 

メリット

・膨張色なので床が広く見える

・清潔感のある印象を与えやすい

・家具の色合わせがしやすい

・ホコリが目立ちにくい

 

デメリット

・落ち着いた雰囲気になりにくい

・髪の毛や汚れ、さらに傷なども目立ちやすい

・経年すると色褪せや黄ばみなどが目立ちやすい

・壁や天井の色合わせの難易度は高い

 

などがあります。

 

最初は白という色の印象によって清潔感を演出できるものの、メンテナンスが悪いと余計に汚れが目立ちやすいという特徴があります。

 

次にダーク系の特徴について。

 

メリット

・重厚感、高級感を演出できる

・落ち着いた雰囲気を作れる

・髪の毛や汚れ、傷などが目立ちにくい

・色褪せしにくい

 

デメリット

・暗い雰囲気になりやすい

・ホコリが目立ちやすい

・塗装が剥がれた際に目立つ

・インテリアの色合わせの難易度は高い

 

などがあります。

 

高級感を演出できるという反面、ライトアップなどと合わせて考えないと部屋全体が暗い印象になってしまうため、注意が必要です。

 

次にナチュラル系の特徴について。

 

メリット

・柔らかく落ち着いた雰囲気を演出できる

・ホワイト系やダーク系の良いとこ取りができる中間色でもある

・髪の毛やホコリが目立ちにくい

 

デメリット

・素材の品質が表れやすく、安価なものだと質感が安っぽく見えることも

・ホワイト系やダーク系に近づけすぎるとそれぞれのデメリットの影響を受けてしまう

 

などがあります。

 

フローリングというもの自体が木材を連想させるものなので、ナチュラルである方がより雰囲気が出ますが、それゆえに品質が表れやすいという点で、こだわりを見せるのであればある程度お金をかける必要があります。

 

このように、フローリングの色だけでも部屋全体の雰囲気がガラッと変わるので、是非押さえておきたいところです。

 

住宅購入ではワクワクもありますが、色々と意思決定する上ではストレスもあるかと思います。

 

しかし全てが決まった後は夢の空間で過ごすことができるので、頑張って乗り越えていきましょう🙆🏼‍♂️